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「終活」とは、残りの人生を安心して暮らせるため、そして穏やかに人生の終わりを迎えるために行う事前準備のことです。例えば、「医療や介護をどのように受けたいかを決めておく」「葬儀やお墓の段取り」「遺産相続の取り決め」「身の回りの物の整理」など、最期の時に備えた準備をしておくことをいいます。残りの人生をどのように歩みたいかを事前に決めておき、家族にも伝えておくことで、先の心配や不安を解消し、健やかな気持ちでセカンドライフを生き生きと過ごすことができます。とは言っても、何から手をつけてよいのか分からないもの。そこでこのサイトでは、何を、いつ、どのように行えばよいのかを丁寧に、分かりやすくご紹介。あなたのセカンドライフが充実したものになるよう、お手伝いします。

終活はなぜ必要?

不安定な社会情勢に備えるため

少子高齢化が年々加速している現代、介護や看取りを担う人材は不足しています。また、高齢人口の増加により年金や医療における社会保障制度のあり方も今後は変化していく可能性が大いにあります。社会制度だけに頼るのではなく、自分自身で老後や死後のためにて準備をしておくことも大切です。

老後の資金を準備しておくため

「老後2000万円問題」のように、老後資金にまつわる不安は社会的に高まっています。高齢になるほど病気のリスクが高まりますし、近年の物価高も生活への不安を大きく押し上げる要因の一つ。しかし、生活費に心配がある状態で老後を迎えると、セカンドライフを心から楽しむことができません。終活を行って老後資金を計画的に準備しておくことが大切です。

不安を解消するため

死を意識した終活に対して「縁起が悪い」というイメージを持つ方もいます。しかし、終活を行うことで自分自身を見つめ直すことができ、心の整理がつきます。終活の目的は、自分らしいセカンドライフを生きること。終活を行うことで死への不安が解消され、穏やかに人生を歩むことができると感じる方も多いようです。

終活の利点

終活をするメリット

老後の人生を自分らしく生きられる

終活は、これから先の人生でどんなことをしたいか、どう生きたいかを考え残りの人生を前向きに生きようとする行動です。長期の旅行など、現役の頃には難しかった夢を叶えるチャンスでもあります。夢や目標を書き出すことで今後の計画を立てることができるため、やりたいことに時間を有効活用でき、自分らしい生き生きとしたセカンドライフを送ることができます。

残された家族の負担を軽減できる

終活を行っていないと、葬儀やお墓の段取り、生命保険の申請、預金通帳の解約や不動産の売却、家の中の整理など、遺された家族が対応すべきことは山のように積み上がり、負担が大きくなります。また、「通帳や印鑑の場所が分からない」「何の保険に入っていたか分からない」「暗証番号やID・パスワードが不明」など、情報が不足していると手続きを進めるにも大変苦労します。事前にご自身の希望や暗証番号などを「エンディングノート」に記しておくことで手続きが非常にスムーズになり、家族の負担を減らすことができます。

遺産相続などのトラブルを防止できる

まとまった遺産をお持ちの方が亡くなると、親族の間で遺産相続などの金銭トラブルが起きやすく、良好だった家族関係に禍根を残すこともあります。ご自身の人生の終わりによって、家族の心がバラバラになってしまうのは悲しいもの。終活の一環として「遺言書」を作成しておき、財産を誰にどのように分配するかを記しておくことでトラブルを防止できます。

いつから終活を行えば良い?

終活は高齢者が行うもの、と多くの方が考えていますが、20代、30代のうちから終活を行ってもデメリットはありません。自らの生と死を見つめることで、人生の意義を見つけることにもつながります。ただ、若いうちは死を意識する機会はなかなかないもの。一般的には、下記のような人生の節目に終活を意識するようになる場合が多いようです。

  1. 会社を退職するなど、セカンドステージに立ったとき
  2. 子どもが結婚し、自立したとき
  3. お体に不安を感じたとき

荷物の整理にはある程度の体力が必要となりますし、資産の管理や保険の手続きについて事前に決めるには時間がかかり、判断力も大切です。「終活」という言葉を意識し始め、気力や体力が充実している間にスタートしておくのが良いでしょう。「終活」という言葉を意識し始め、気力や体力が充実している間にスタートしておくのが良いでしょう。

セカンドライフ

終活では何を行うの?

必要・不要なものを整理します

不要品を整理・処分し、必要なものだけを残すいわゆる「断捨離」を行います。

医療や介護の受け方を決めておく

万が一病気になった時や介護が必要になった時、医療や介護をどのように受けたいかを決めておきます。

財産の管理

所有する預貯金や不動産、株や投資信託などの財産を整理し、死後の対応を決めておきます。

葬式やお墓に関する意思表示

どのような形式で葬儀を行い、どのようなお墓を希望するかを決めておきます。生前葬を行うという選択肢もあります。

遺産相続に関する取り決め

遺産の配分を決め、遺言書を作成します。

老後の資金計画を立てる

生命保険やローンなどを見直して老後資金を算出し、今後の生活のあり方を検討します。

セカンドライフの夢を書き出す

やり残しがないように、やりたいこと、行きたい場所などを書き出します。

エンディングノートの作成

死後の対応に必要な情報や、家族・友人へのメッセージなどをまとめておきます。

エンディングノートの作成

最後に、「終活」の考え方

  • 終活は、心穏やかに人生の最期を迎えるための準備
  • 終活を行うことで有意義なセカンドライフを送れる
  • 終活は家族の負担を軽減し、親族トラブルを防止する
  • 気力・体力があるうちに行うのがおすすめ

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